マクトミネイ、時間稼ぎを繰り返した相手選手に苦言「赤ん坊のようだった」

写真:ジョージア戦で同点ゴールを挙げたマクトミネイ

現地時間11月16日に行われたUEFA EURO 2024予選のジョージア vs スコットランドの試合後、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)がジョージア代表の選手たちの態度に苦言を呈した。イギリス『スカイスポーツ』電子版が伝えている。

この試合は2-2の引き分けで終了。マクトミネイは先発フル出場し、49分に同点ゴールを決めるなどの活躍を見せた。一方、試合は両チーム合わせて6枚のイエローカードが提示され、32のファウルが発生するなど荒れ模様となった。

こうした試合内容について、マクトミネイはこのように不満を語った。

「このレベルの試合はどれもビッグマッチになるし、彼ら(ジョージア代表)には本当にいい選手がそろっている。それは明らかだが、今夜の彼らの振る舞いは、レフェリーを挑発したという点において恥ずべきものだったと思う」

「もちろん、それもサッカーの一つの側面であり、時にはそういうこともある。でも、ケガをしていないのにケガをしているふりをするのはどうにかしてほしい。赤ん坊のように泣きながら転げまわってばかりいるのは、サッカーではない」

「僕たちはただ試合のことに集中してプレーし、ベストを尽くそうとしていた。相手はレフェリーを挑発するようなプレーばかりしていた」

試合はマクトミネイの同点ゴールの後、ジョージアが勝ち越しゴールを奪って終盤に突入した。ジョージアの選手たちが「ケガをしているふり」をして時間を浪費したのはその影響であり、後半のアディショナルタイムは8分間も取られたが、90+3分にスコットランドのローレンス・シャンクランドが同点ゴールを奪って引き分けに持ち込んだ。

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督は終盤の劇的な展開についてこう振り返っている。

「ジョージアの選手たちが多くの時間を寝転がって過ごしていたので、アディショナルタイムが多くなることは分かっていた。私たちは自分自身をコントロールし、巻き込まれないようにしなければならなかったし、ああいった悪ふざけを助長しないようにしなければならなかった。ローレンスのことを誇らしく思う」

© 株式会社SPOTV JAPAN