南信州特産の市田柿 出荷始まる【長野】

南信州の特産品・「市田柿」の出荷が始まりました。高温少雨の影響が心配されましたが、今年も甘~く仕上がりました。

もっちりした食感や、上品な甘みが特徴の南信州特産の干し柿・「市田柿」。豊丘村のJAみなみ信州の施設で出荷作業が始まり、検査員が品質などをチェックしました。表面の白い粉が甘さの証拠!20日間ほど乾燥させるため、中から糖分が出て白くなります。
今年は気温が高く雨が少ないため、例年より小玉傾向ですが糖分は高いそうです。

■JAみなみ信州・営農部果実柿課・米山直樹係長
「非常にもっちりして見た目もおいしそうな市田柿に仕上がっています」

出荷量は去年より5%ほど少ない1050トンを見込んでいます。ピークは来月中旬で、台湾や香港など海外にも輸出されます。

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