7年ぶりJFL復帰 栃木シティ 全国地域サッカーCLで優勝

サッカーJFLへの昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ決勝ラウンドの最終第3戦が26日、宇都宮市の県グリーンスタジアムで行われ栃木市に本拠地を置く栃木シティは茨城県のジョイフル本田つくばFCと対戦しました。

2試合を終えた時点で4チーム全てが勝ち点3とこれまでにない接戦となった決勝ラウンド。第3節の第1試合で市原が2対0で勝ち2位以内を確定させたため、自動昇格の優勝には、2点差以上での勝利が必要になった栃木シティは、前半17分、トップ下に入った表原がペナルティエリア手前から右足を一閃。豪快にネットを揺らし先制します。さらに、1点リードで後半に入ると開始直後でした。相手陣内の左で表原が猛然とプレスをかけボールを奪うと、フォワードの山村が落ち着いて押し込み2点目をあげます。JFLへの自動昇格をぐっと近づけた栃木シティはさらに後半9分。またも表原。ショートカウンターから、この試合2点目となるミドルシュートを突き刺し、さらにリードを広げます。

後半アディショナルタイムにも山村が追加点をあげ、守っては、相手の攻撃をゼロに抑えて試合終了のホイッスル。関東サッカーリーグでは2位ながらJリーグの百年構想枠で滑り込み、貫いた攻撃的サッカーで勝負強さを発揮した栃木シティが2017年以来のJFL復帰を地元で決めました。

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