リヴァプールDFアーノルドがシティファンに「黙れ」パフォーマンスも…FAは処分検討もしない方針

写真:リヴァプールのアーノルドが敵サポーターに「黙れ」

リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがマンチェスター・シティ戦で見せたジェスチャーについて、イングランドサッカー協会(FA)は処分を下さない模様だ。

現地時間11月25日に行われたプレミアリーグ第13節のマンチェスター・シティvsリヴァプール戦は、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリン・ハーランド、リヴァプールのアーノルドがゴールネットを揺らし、1-1で終了した。

前半27分に先制されたリヴァプールは、後半終盤まで無得点の展開が続く。だが、80分にエジプト代表FWモハメド・サラーのパスを受けたアーノルドがペナルティエリア内で右足を振り抜くと、鋭いグラウンダーのシュートがゴールに突き刺さった。

ゴール直後、アーノルドはマンチェスター・シティサポーターが陣取るスタンドに向かって口に人差し指を当て、「黙れ」というメッセージを伝えた。試合中、アーノルドは敵サポーターからさまざまな野次を浴びていた。

試合後には、各メディアがアーノルドのジェスチャーを問題視し、「侮辱的なパフォーマンス」として処分が下される可能性を示唆していた。だが、イギリスメディア『アスレティック』のジェームズ・ピアース記者によると、FAは処分の検討をしていない模様。「黙れ」パフォーマンスは、特に大きな問題にならないまま収束を迎えそうだ。

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