足利銀行の子会社が「カテル」の全株式を取得

 足利銀行は30日、子会社のウィング・キャピタルパートナーズがカテル(本社・宇都宮市)の全株式を取得したと発表しました。

 足利銀行によると、事業承継の支援を目的にした株式取得だということです。

 カテルは2004年、宇都宮市で設立され主に関東エリアでウェブサイトの制作やシステム開発などを手がけています。

 また、地域活性化を経営理念としていて、中堅・中小企業にICTを使ったクラウド型の業務システムをオーダーメイドで開発するなど、地域のDX化に取り組んでいます。

 足利銀行とは地域商社「コレトチ」への共同出資などでつながりもあり、「今後カテルのシステム開発力やデジタル技術を生かし、地域のDX推進に取り組みシナジー効果を創出していきたい」としています。

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