栃木を元気に 学生たちが研究発表会 宇都宮大学

栃木県を元気にしようとさまざまな分野の研究をしている県内の学生による発表会の最終審査が2日、宇都宮大学で行われました。

この発表会は県内の大学と高等専門学校に通う学生同士の交流を促進することを目的に開かれているもので今回で20回目になります。

「地域貢献・人材育成」や「ものづくり」などの5つの部門であわせておよそ40件の応募があり、事前審査で各部門の2位以内になった10組が最終審査に臨みました。

このグループは、栃木県が国内の生産量の100%近くを誇るかんぴょうの生産効率を上げるため、原料となるユウガオの実をむく機械の改良を設計図や実験の映像を示しながら説明しました。

また、このグループは、県内を訪れてもらう機会を増やすためキャラクターが動画配信を行うオリジナルのVチューバーを使って魅力を紹介するアイデアを提案しました。

審査の結果、帝京大学理工学部1年生、鈴木宏都さんの「感染症を媒介する蚊のオートサンプリングマシンの開発と駆除」が最優秀賞に輝きました。

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