ルベン・ネヴェス、ニューカッスルへのローン移籍の可能性を明確に否定

写真:ニューカッスル行きを否定したルベン・ネヴェス

サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルに所属するポルトガル代表MFルベン・ネヴェスが、1月の移籍マーケットでのニューカッスル行きの噂を否定した。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

ルベン・ネヴェスは今夏、4700万ポンド(約87億6330万円)の移籍金でウルブスからアル・ヒラルに移籍した。しかし、アル・ヒラルとニューカッスルはともにサウジアラビアの公共投資ファンドがオーナーを務めており、クラブ間のコミュニケ―ションが取りやすいこともあって、1月の移籍マーケットでニューカッスルにローン移籍するのではないかという噂がアル・ヒラル移籍当初から付きまとっていた。

また、ニューカッスルではイタリア代表MFサンドロ・トナーリに不正賭博への関与により長期間の出場停止処分が科せられており、中盤の補強が急務な状況となっている。そのため、ルベン・ネヴェスのローン移籍の可能性がさらに高まったとされていた。

さらに、プレミアリーグでは同一オーナーが保有するクラブ間のローン移籍を禁止するという案が出され、議論が行われたが、全クラブによる採択を行ったところ可決条件を満たす票を集めることはできず、ルベン・ネヴェスのニューカッスルへのローン移籍の可能性は残されたままとなっていた。

しかし、ルベン・ネヴェスは次のように語り、移籍の可能性を否定した。

「僕は(ニューカッスルへは)行かないよ。クラブのオーナーの件もあるし、僕自身がイングランドでプレーしていたから、そのような噂があるのは分かっている」

「ここに来る前にもニューカッスルから興味を示されていたのは事実だ。でも、僕はここにいて本当に幸せだし、家族も喜んでくれている。ここで素晴らしい時間を過ごすことができているんだ」

ニューカッスルへの移籍は否定したのの、ルベン・ネヴェスに対してはマンチェスター・シティやアーセナルも関心を示していると言われており、引き続きその周辺は騒がしいままとなりそうだ。

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