アーセナルとリヴァプールがレヴァークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンに関心を示しているようだ。イギリス『90min』が報じている。
現在22歳のフリンポンは、2021年にセルティックからレヴァークーゼンに移籍。今シーズン、シャビ・アロンソ監督のもとで快進撃を見せるレヴァークーゼンにおいて、不動の右ウイングバックとしてリーグ戦13試合すべてにスタメン出場。4ゴール5アシストと躍動している。
そんなフリンポンにアーセナルとリヴァプールが関心を示しており、現地時間12月3日のブンデスリーガ第13節レヴァークーゼン vs ドルトムントの試合には、2クラブともスカウトを送っている。
アーセナルは、多くのサイドバックのオプションがあるが、右サイドバックを主戦場に活躍を見せているベン・ホワイトはセンターバックでプレーすることを望んでいるとされており、右サイドバックが手薄になる。また、フリンポンが加入すれば冨安健洋が左サイドバックを務めるオレクサンドル・ジンチェンコの強力なバックアップに回すことができると報じられている。
一方のリヴァプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドバックを離れ中盤でプレーしており、クラブとイングランド代表でハイパフォーマンスを見せている。このパフォーマンスを見てリヴァプールは、新たな中盤を獲得するよりアレクサンダー=アーノルドをコンバートさせ、空いた右サイドバックにフリンポンを迎え入れたいと考えているようだ。
なお、フリンポンには3500万ポンド(64億円)の放出条項があるものの今夏に切れるとされているが、契約は2028年まで残っている。