あと一歩届かずJ1昇格逃した清水、秋葉忠弘監督の続投発表!「このまま終わる自分ではありません」

清水で続投が決まった秋葉忠宏監督[写真:©超ワールドサッカー]

清水エスパルスは6日、秋葉忠宏監督(48)との契約更新を発表した。

秋葉監督はSC相模原、ザスパクサツ群馬 、水戸ホーリーホックで監督を務め、今シーズンから清水のコーチに就任。4月にゼ・リカルド監督が解任されると、後任として指揮官に就任した。

開幕7戦未勝利でJ2リーグ19位に低迷していたチームを任される難しい状況だったが、就任からのリーグ戦8試合で6勝2分けと見事な立て直しに成功。J1昇格争いに加わり、あと一歩で自動昇格を果たせるところだったが、最終節の水戸ホーリーホック戦をまさかのドローで終えたことにより4位まで転落し、J1昇格プレーオフに回ることになった。

昇格プレーオフでは準決勝こそ勝ち抜いたものの、決勝戦ではリーグ3位の東京ヴェルディ相手に後半アディショナルタイムまでリードしながら、土壇場のPKでドロー決着に。リーグ上位にアドバンテージが与えられることから、清水は絶対的な目標だったJ1昇格を逃す結果となった。

それでも、来季引き続き清水で指揮を執ることが決まった秋葉監督。クラブを通じて、今季の悔しさと来季へのリベンジの想いを述べている。

「2023シーズンのリーグ戦ではあと勝ち点1、プレーオフではあと1ゴールが足りず、J1昇格することが叶いませんでした。シーズンを通してアイスタやアウェイの地にも、J1昇格プレーオフ決勝が行われた国立競技場へも、とても多くの方に足を運んでいただきましたが、皆さんを悲しませてしまう結果となってしまったことを大変申し訳なく思っています」

「ただ、このまま終わる自分ではありませんので必ず這い上がって見せます。応援してもらえるクラブ、チームになるよう尽力してまいります。2024シーズンもエスパルスファミリーが一丸となって戦い抜きたいと思いますので、引き続き、熱い熱い後押しをいただけますと嬉しいです」

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