マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は試合後の会見で、同クラブを取り巻く状況と試合についてコメントした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
ユナイテッドは主将ブルーノ・フェルナンデスのPK失敗もあったが、スコット・マクトミネイの2ゴールでチェルシーを2-1で下した。今季、ユナイテッドがプレミアリーグのトップハーフのクラブに勝利したのは初めてとなる。
テン・ハフ監督は試合についてこう語った。
「力強く、勇敢で、積極的だった。我々は多くのチャンスを作り出した。あと2、3点は得点できたかもしれない。ボールを保持している場面でもそうでない場面でも相手を圧倒できた。今日の試合には満足している」
また、現在クラブの内外を取り巻く問題についてこう語った。
「我々にとって危機的な状況とは考えていない。落ち着いてプロセスを進めてきた。我々は正しい方向へと進んでいるし、周囲の雑音に惑わされてはいない。我々は常に厳しく自己評価している。さらに良くありたいと考えているし、すぐに手放しで満足できるようになるとは思っていない」
「結果が悪ければそれを糧にして前進し続ける。結果を残すためには、多くの問題を改善しなければいけない。そして、我々にはそれができるだけの能力がある」
ユナイテッドは週末に好調なボーンマスと対戦し、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ突破が懸かるバイエルンとの試合を控えている。さらにリヴァプール、ウェストハム、そしてアストンヴィラとの試合が待ち構えている。
これらを乗り越えれば、テン・ハフ監督は雑音をシャットアウトできるだろう。