ご飯を作ってくれる母親へ 感謝の「疲れ吹っ飛びナゲット」 沖縄の中学生がグランプリ ジュニア料理選手権

シークワーサーぽん酢ジュレで頂く!疲れ吹っ飛びナゲット(提供)

 全国の中学・高校生が料理の腕を競う第11回ジュニア料理選手権大会(主催・オレンジページ、味の素)で、中学生・個人部門の赤嶺美羽さん(鏡原中3年)、同・団体部門の石垣中2年生のチーム「はいさい☆島んちゅバレー部」がそれぞれグランプリに輝いた。(東京報道部・照屋剛志)

 赤嶺さんのメニューは「シークワーサーぽん酢ジュレで頂く!疲れ吹っ飛びナゲット」。島豆腐と県産鶏胸肉をメインに、モズク、シークヮーサーなどを取り入れた。働きながら毎日ご飯を作ってくれる母親への感謝の気持ちを込めてレシピを考えたという。

 石垣中2年生のチームは漢那愛華さん、奥平清笑(きよら)さん、米盛和琉(にこる)さん、大立鈴夏さんの4人。「南の島の贈り物~ウムズナー飯とアーサの茶碗(ちゃわん)蒸し」で挑戦した。石垣特産のタコ「ウムズナー」をアーサの茶碗蒸しと合わせ、石垣の海の味にこだわった。好みでシークヮーサーを絞って、味の変化も楽しむ。選手権には中学・高校生の両部門に1万4204通の応募があった。

中学生・個人部門でグランプリに輝いた鏡原中の赤嶺美羽さん(提供)
南の島からの贈り物~ウムズナー飯とアーサの茶碗蒸し(提供)
中学生・団体部門でのグランプリ受賞を喜ぶ石垣中の「はいさい☆島んちゅバレー部」のメンバー(提供)

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