リヴァプールのモハメド・サラーが同クラブで公式戦通算200ゴールとプレミアリーグで通算150ゴールを達成した。
現地時間12月9日、プレミアリーグ第16節のクリスタルパレス vs リヴァプールの試合がセルハースト・パークで行われた。この試合は、ジャン・フィリップ・マテタのPKでクリスタルパレスが先制するも、リヴァプールはサラーとハーヴェイ・エリオットが得点を挙げ、リヴァプールが1-2で逆転勝利を飾った。試合に勝利したリヴァプールは首位に浮上した。
76分に同点のゴールを決めたサラーは、リヴァプールでの公式戦200ゴールとプレミアリーグで通算150ゴールを達成。リヴァプールで200ゴールを達成した5人目の選手となった。またプレミアリーグでの150ゴールは史上11人目の快挙となり、そのうちの2ゴールはチェルシーに所属していた時に記録している。
2つの記録を達成したサラーはクリスタルパレス戦後『TNT Sport』のインタビューに応じ、次のように語った。
「最も重要なことは試合に勝ったことだと思う。今日は本当にタフな試合だったけれど、勝利しゴールを決めることができて最高の気分だ。記録を達成できたこと、そしてチームが勝てたことを嬉しく思う」
「今日の試合、前回の試合、そしてその前の試合でも、最後まで戦い続けるメンタリティーを証明することができた。スタメンに6、7人の新加入選手が名を連ねており、新しいチームのようだ。彼らにアドバイスをする必要があるし、また彼らもたくさんのことを学んでいて、本当にいい選手たちだ」
また今のリヴァプールは、リーグタイトルを獲得した2019-20シーズンと同じようなメンタリティーを持っていると感じており、「2019年と似た雰囲気があり、今年は何か特別なことができると確信している」と語った。
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督も200ゴールを達成したサラーを称賛した。試合後のドレッシングルームで、サラーに記念ユニフォームを贈ったという。
「かなり印象的だ。スーパースペシャルなプレーヤーとして信じられない数字を達成した。彼の決めたゴールは、どれほど私たちを救ってくれたか分からないくらいだ」
「背中に200と書かれたシャツをプレゼントした時、彼はドレッシングルームで熱烈な歓迎を受けていた。これで肩の荷が下りたと思う。199ゴール達成している時と198ゴールの時とは少し違うからだ。次の100(リヴァプールでの300ゴール)を目指そう」