攻守で躍動するガッティ、今夏プレミアリーグからの誘惑も「いつだってユベントスだけを望んでいた」

ユベントスで活躍中のガッティ[写真:Getty Images]

ユベントスのイタリア代表DFフェデリコ・ガッティの父が、息子の去就に対する考えを明かした。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

2022年1月に当時セリエBのフロジノーネからユベントスへの移籍が決まり、2022‐23シーズンから本格的にトリノの地でプレーするようになった25歳のガッティ。徐々にチーム内の序列を上げていった昨シーズンは最終的に公式戦27試合に出場し、2年目の今シーズンはセリエA第3節のエンポリ戦から13試合連続で出場を続けている。

そんなガッティはここのところ攻撃でもチームの勝利に貢献。第14節モンツァ戦で後半アディショナルタイムに決勝点を奪うと、第15節のナポリ戦でも決勝点を記録した。

ナポリ戦のゴールを「スタジアムにいて、間近で楽しんだ」と語ったガッティの父・ルドヴィコさんは、アマチュアからユベントスの主力にまで上り詰めたガッティの野心や、10月に発表された契約延長などについて語った中、今夏の去就に関する裏話も明かした。

「夏にはイングランドのいくつかのクラブが彼を欲しがった。私はプレミアリーグのサッカーが彼に適しているといつも思っていた」

「しかし、息子の考えは違った。彼はいつだってユベントスだけを望んでいた」

「彼はよくやった。自分の意思に反する移籍は決して望まなかった。トリノが14歳の彼をアレッサンドリアへ移籍させた時や、その後アレッサンドリアが彼を十分に評価しなかった時もね」

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