強風の影響か 宇都宮市内の建設現場で足場が傾き電線に 住民に避難呼びかけ市道の一部を交通規制も

 12月17日午前6時40分頃、宇都宮市の建設現場で足場が倒れ電線に引っ掛かりました。けがをした人はいませんでしたがそのまま住宅に倒れる恐れがあったことから警察が避難を呼びかけました。

 宇都宮市緑5丁目の福祉関連施設の建設現場で「足場が崩れそうだ」と近くに住む男性から警察に通報がありました。警察が駆け付けた所、3階建ての建物の東側に設置されていた足場が電線に引っかかった状態で隣の住宅近くまで傾いていたため、付近の住民に避難をよびかけ市道の一部を交通規制しました。近くに住む女性は「金属がぶつかるような音がしたので外を見たら足場が家に向かって倒れていたので驚いた」と話していました。

 宇都宮地方気象台によりますと、宇都宮では午前6時24分に最大風速12.8メートルの強い風を観測。冬型の気圧配置が強まり、16日夕方から県内全域に強風注意報が出ていました。

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