船橋市立薬円台小 高校生と児童が書き初めで交流 千葉

船橋市立薬円台小 高校生と児童が書き初めで交流 千葉

 新年を迎えるのを前に千葉県船橋市の小学校で12月19日、児童らが地元の高校生に書き初めを習いました。

 この出前授業は、船橋市の薬円台小学校で12月19日と20日の2日間行われ、3年生から6年生の児童合わせて約400人が参加します。

 講師は、小学校に隣接する県立薬園台高校の書道部の生徒らが務めます。

 19日は3年生と5年生の授業が行われ、高校生が児童たちに筆の入れ方や払い方などをわかりやすく丁寧に説明しました。

 2024年1月には、学校の書き初め大会が行われることになっていて、児童たちは真剣な眼差しで筆をふるいました。

 薬円台小学校では、書き初めの授業のほか野菜の苗の植え付けや収穫なども薬園台高校と一緒に行っていて、交流を深めているということです。

児童は―
「自分では気づけないことも全部教えてもらって、緊張したが最初よりちょっと上手くなった」

「最後の払いがどうしたら良いのか教えてもらって良かった」

生徒は―
「小学生たちが積極的に私たちに質問したりとか、指導したりしたことをきちんと守って、上手に書こうと真剣に書き初めに取り組んでいたのでうれしかった」

© 千葉テレビ放送株式会社