田中碧にシュツットガルトやフライブルクが興味 吉田麻也「正直、2部にいるべきではない」

写真:田中碧のシュツットガルトやフライブルクへの移籍は実現するのか ©Getty Images

ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧に、ブンデスリーガ1部のシュツットガルトやフライブルクが興味を示している。田中碧自身も移籍に前向きだという。イギリス『スカイ・スポーツ』ドイツ版が報じている。

田中は2021年6月からブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに所属している。今季は公式戦19試合に出場し、4ゴール1アシストを記録しており、好調なパフォーマンスを披露している。

興味を示しているとされるシュツットガルトは、昨年の夏にもオファーを提示したが、合意には至らなかったという経緯がある。『スカイ・スポーツ』の記者であるフロリアン・プレッテンベルグ氏によると、すでにシュツットガルトは田中の代理人と交渉しているという。

田中とデュッセルドルフが結んでいる現行の契約には、500万ユーロ(約7億8000万円)の契約解除条項が設定されているが、クラブ側は350万ユーロ(約5億5000万円)前後での放出も考えている。

またドイツ『BILD』によると、同じ日本代表の堂安律が所属するフライブルクも獲得に興味を示しているそうだ。

現在、MLSのLAギャラクシーに所属する日本代表DF吉田麻也が、移籍についてDAZNに対しこう語った。

「もっと上のリーグにステップアップしてほしい。正直、田中はドイツ2部にいるべきタイプの選手ではない」

多くの日本人選手がブンデスリーガで活躍している。もし移籍が実現すれば、日本のサッカーファンにとって、さらに注目すべきリーグとなるだろう。

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