12月定例県議会は12月19日に最終日を迎え、2023年9月の浸水被害での支援や物価高騰対策の事業費が盛り込まれた補正予算案など、千葉県が提出した53議案すべてを可決し閉会しました。
最終日の19日の定例県議会では、県が開会日に提出した補正予算案や条例案に加え、追加で提出した物価高騰対策の事業費を盛り込んだ補正予算案などについて審議し、採決の結果、県が提出した、53議案すべてが可決・同意されました。
可決された補正予算案では、2023年9月の台風13号接近に伴う大雨で氾濫した河川の治水対策工事を前倒しするための事業費や、被災した小湊鉄道、いすみ鉄道への復旧支援事業費などが盛り込まれています。
また、19日に追加で提出した補正予算では、物価高騰対策の事業費が盛り込まれていて、これまで支援してきた医療機関や社会福祉施設に加え、流通確保のため、食肉センターや水産加工業者への支援も行います。
熊谷知事は閉会後の取材に対し、「いずれの補正予算も県民にとって極めて重要なもの。必要とする人に速やかに届くよう努めたい」と述べました。