アーセナルのサカ、モロッコ地震の被災者へ支援を行う コンテナハウスを50個寄付

写真:アーセナルの中心選手のサカ

アーセナルのブカヨ・サカが慈善団体『BigShoe』と連携し、モロッコ地震の被災者へ支援を行った。

モロッコ地震は2023年9月8日にマラケシュ=サフィ地方で発生した地震で、マグニチュード7.2を記録したと推定されている。今回の震災により、少なくとも3000人以上が命を落としたと報告されている。

サカは慈善団体『BigShoe』と協力し、最も被害を受けた地域の1つとされるタルーダント州にある小さな村にコンテナハウスを提供したという。イギリス『デイリーメール』電子版が報じている。この村では地震による被害で42人が亡くなったという。

サカは50個のコンテナハウスを寄贈し、被災者を支援したと伝えられている。コンテナハウスには就寝エリア、電源コンセント、簡易キッチン、洗面台、トイレ、シャワー付きのバスルームを備えられている。

サカは寄付したコンテナハウスが被災者の日常生活を取り戻すこと期待しており、以下のようにコメントを残している。

「モロッコで起きたひどい地震について聞いた時、僕はショックを受けた。でも次の瞬間、僕は本当に避難民を助けたいと思い、何ができるかを考え始めた」

「僕たちは比較的早く支援する方法を見つけ、すべてを失った方々に対して慰めと希望を与えることができた。人々が生き残るために戦ったり、家や愛する人を失っている中、いかに自分が恵まれた状況で過ごしているか意識するようになった」

現在22歳のサカは、以前にも『BigShoe』と協力して、ナイジェリアの子供たちの120件の手術に対して資金提供をしていた。また、2023年2月6日に起きたトルコ・シリア地震の被災者に対しても支援を行っている。

恵まれない子供たちを支援する『BigShoe』の活動は、2006年の設立以来、複数の著名人が支援している。現在レアル・マドリードに所属するDFアントニオ・リュディガーや、かつてレアル・マドリードやアーセナルで活躍したメスト・エジルもこの慈善団体に協力しており、世界中で1,800人以上の子供たちを助けているという。

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