ヴェンゲルが32クラブ開催となる新CWCを支持「世界中の選手が最高レベルの大会をプレーする可能性を手にできる」

[写真:Getty Images]

FIFAの国際サッカー発展部門の責任者を務めるアーセン・ヴェンゲル氏が、2025年より4年周期、32クラブが参加することになる新たなクラブ・ワールドカップ(CWC)について言及した。

アーセナル指揮官時代は過密日程に対して懸念を示していたヴェンゲル氏だが、CWCの仕様変更についてはポジティブに捉えているようだ。

「新たなCWCによって世界中のクラブが育成と競争力を得るための資金を得られる可能性が生まれる。現状、ヨーロッパのクラブは恩恵を受けているが、大事なのはサッカーが真にグローバルになること。他の地域でもサッカーが進歩する可能性を持つことだ。新たなCWCは世界中の選手が最高レベルの大会をプレーする可能性を手にできる。ファンも自分が応援するクラブが国際舞台で活躍することを願っているはずだ」

「サッカー界のカレンダーに関しては常に多忙で当然、出場する選手たちの休養は尊重される必要がある。一方でこの20年で選手のフィジカルは格段に進歩した。リカバリー、ケガの予防、栄養といった面での進歩によってね。VARの導入も悪質なプレーから選手の身を守ることに繋がっている。メッシやロナウド、ベンゼマは35最を超えているが、まだキャリアを続けられている。少し前では無理なことだったんだ」

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