無人航空機ドローンと地上配送ロボットが連携してマンションの住人に荷物を届ける実証実験が１２月２０日、千葉市で行われました。
実証実験は、千葉市美浜区のマンションで発熱した子どもがいる住人に薬を届けるという想定で行われました。
荷物を載せたドローンが２メートル四方のドローンポートに着陸すると、切り離された荷物は自動で地上配送ロボットの中へ。
その後、地上配送ロボットはマンション内に入っていき、住人の玄関前に荷物が届けられました。
千葉市は、物流業界のドライバー不足や配達時間の短縮などの課題解決を目指し、２０１６年からドローンを活用した宅配サービスの実証実験に取り組んでいます。
２０日は神谷市長も視察に訪れ、「ビジネス化に向けた収益モデルの組み立てなどを行い、できるだけ早く都市部での社会実装が進むように支援したい」などと述べていました。
