鋭いかぎ爪でハト襲うハイタカ 繰り返された野生の攻防 沖縄・名護市

鋭いかぎ爪でハトを捕まえたハイタカ=11月25日、名護市・我部祖河

 【名護】二期米の刈り取りを終えた名護市我部祖河の田んぼに多くの野鳥が飛来している。11月下旬には上空でハイタカ(タカ目・タカ科)4羽が弧を描いていた。

 ハイタカは、雌が全長40センチ、翼開長80センチで雄は若干小さい。本州から北海道にかけて生息し、越冬のため秋口から春先にかけて県内に飛来する冬鳥。

 田んぼでは、2羽のハイタカがハトを襲う様子も確認された。野生の攻防が繰り返された後、ハトは小藪へ逃げ込み難を逃れた。(島袋仁明通信員)

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