38歳になった今なおポルトガル代表で絶大な存在感を発揮しているクリスティアーノ・ロナウドだが、本人は代表でのキャリア継続に意欲を持ち続けているという。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。
クリスティアーノ・ロナウドは今年6月、男子のフットボーラーで史上初めて代表200キャップを達成した。それより少し前のタイミングで、1月にポルトガル代表監督に就任したロベルト・マルティネス氏と代表キャリアについて会話を交わしたようで、マルティネス監督はアーセナルのレジェンドであるフレドリック・リュングベリ氏によるインタビューの中でその内容を明かした。
マルティネス監督は「私たちが交わした会話はプライベートなもの」としつつ「彼が私に語ったことの1つを明かすことならできる」と語り、クリスティアーノ・ロナウドの代表キャリアについてこう証言した。
「彼は200キャップまであと少しだった。私は彼に『200キャップを達成することに興味はあるか』と尋ねたら、彼は『250キャップに興味がある』と答えたんだ」
200キャップを達成してなお、クリスティアーノ・ロナウドの意欲は衰えていない模様。そして250キャップを目指すことは、すなわち2026年にカナダ、アメリカ、メキシコで共催されるFIFAワールドカップにポルトガル代表として出場することに直結する。クリスティアーノ・ロナウドは200キャップを達成した後もポルトガル代表でのプレーを続けており、現在のキャップ数は205。目標とする250キャップまでは残り45となっている。
2023年にはクラブと代表で通算53ゴールを挙げるなど、今なお高い得点力を発揮している。所属クラブやポルトガル代表に数々の栄冠をもたらし、自身もバロンドールを何度も受賞している彼に唯一、足りていないのがワールドカップのタイトルであり、250キャップに意欲を見せているのも、このことと無関係ではないだろう。