年末年始のバス停に行列 登山やバックカントリースキーの遭難増加傾向で警察が注意呼び掛け【長野市】

多くのスキー客や登山客が県内を訪れる年末年始を迎え、警察が冬山での注意を呼び掛けました。

長野駅前には、白馬や野沢温泉方面行きのバスを待つ行列ができていました。
年末年始に県内の冬山でスキーや登山を楽しむ観光客に、警察官がチラシを配って注意を呼び掛けました。

■警察官
「ゲレンデ外での遭難が多発していまして、バックカントリーとかやる方は必要最低限のビーコンだとかストックを持ってください」
「楽しんで下さいね、日本をね」

スキー場のコース外を滑るバックカントリースキーの遭難が増加傾向にあります。
1月には小谷村で、2人が死亡する雪崩も発生しました。

■長野中央署地域二課・佐々木美紀課長
「みなさん(冬山を)楽しみにして頂いているんですけど、そういった厳しい面もあるということを分かって頂けたと思います」

警察は気象情報を確認することや必要な装備を持つよう呼びかけています。

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