全国高校サッカー、遠野は初戦突破ならず 前回4強の大津に0-1

2回戦 遠野―大津 後半、遠野のMF馬場大瀬(右)がヘディングシュートを放つ=埼玉スタジアム

 【東京支社】サッカーの全国高校選手権第3日は31日、埼玉スタジアムなどで2回戦16試合が行われ、本県代表の遠野(3大会ぶり30度目)は0―1で大津(熊本、3大会連続20度目)に惜敗し、県勢2大会連続の初戦突破はならなかった。

 遠野は前半8分に先制点を許したが、中盤の積極的なプレスでボールを奪い、DF陣も踏ん張り流れを渡さなかった。後半は短いパスをつなぎ多彩な攻撃で得点を狙ったが最後までゴールを奪えず、同校7大会ぶりの白星はならなかった。

 前回大会王者の岡山学芸館は尚志(福島)に2―1で逆転勝ちし、1月2日の3回戦に進んだ。神村学園(鹿児島)は松本国際(長野)に2―0で勝った。

 2大会ぶりの優勝を狙う青森山田は飯塚(福岡)、夏の全国高校総体を制した明秀学園日立(茨城)は東海大大阪仰星に、それぞれPK勝ち。初出場の名古屋(愛知)広島国際学院のほか、市船橋(千葉)などもベスト16入りした。

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