ソウチェクがハマーズとの新契約にサイン! モイーズの信頼厚い大型MFは2027年までの3年契約締結

ハマーズ中盤の要、ソウチェクが新契約にサイン[写真:Getty Images]

ウェストハムは1日、チェコ代表MFトマシュ・ソウチェク(28)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。

一時延長交渉難航によって移籍の可能性も取り沙汰されたなか、2024年元日にハマーズとの新契約にサインした192cmの大型MFは改めてクラブへの愛情を語る。

「この新しい契約にサインできてとても嬉しいし、ここでキャリアを続けられることをとても誇りに思うよ」

「ウェストハムに加入してから4年が経つけど、どの瞬間も楽しんできた。イギリスに来ることは僕にとって新しい経験だったけど、ここにいる間、僕らは成功を収めてきた」

「僕らはトロフィーを獲得し、プレミアリーグで良い結果を残した。ほぼ毎分プレーできたことに自分自身に満足しているし、ここでファンが僕を評価してくれていると感じているんだ」

「これが、ウェストハムとの契約を延長したいと思った大きな理由の一つだった。今はここが自分の家だと感じているからです。この偉大なクラブで今後もさらに多くのことを達成したいと思っているよ」

2020年1月にスラビア・プラハからレンタル移籍で加入したソウチェクは、翌シーズンに完全移籍に移行。ここまで公式戦182試合に出場し、30ゴールを記録。今シーズンは直近のアーセナル戦で決勝点を記録するなど、27試合8ゴール1アシストの数字を残している。

ロングボールやクロスを多用するダイレクト志向の強いデイビッド・モイーズ監督の下では、かつてエバートンで元ベルギー代表MFマルアン・フェライニが担っていたセントラルMF、トップ下でセカンドボールの回収、ターゲットマンとしての役割を担い、常に主力としてプレー。中盤のフィルター役、攻守両面のセットプレーでの存在感は絶大だ。2020–21シーズンにはクラブの年間MVPに輝き、昨シーズンはカンファレンスリーグ初制覇に貢献した。

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