オリンピアコス、モナコで構想外のジェウソン・マルティンスを完全移籍で獲得か

[写真:Getty Images]

オリンピアコスがモナコの元ポルトガル代表FWジェウソン・マルティンス(28)を完全移籍で獲得したようだ。

カーボベルデ出身のジェウソン・マルティンスは、スポルティング・リスボンの下部組織で育ち、2015年7月にトップチームへと昇格を果たす。2016年10月にポルトガル代表に初選出されると、コンフェデレーションズカップやロシア・ワールドカップでもプレー。将来性を買われ、2018年7月に5年契約でアトレティコ・マドリーへと移籍していた。

しかし、新天地では期待されたパフォーマンスが出せず、わずか半年でスペインを諦め、2019年1月にモナコへとレンタル移籍。すると、リーグ・アンでは16試合に出場し4ゴール2アシストを記録し、翌年の夏に完全移籍。

モナコではここまで公式戦129試合に出場し16ゴール14アシストを記録してたが、昨季終盤から出場機会を失うと、今季もアディ・ヒュッター新監督の構想外となっており、今冬の去就が不透明な状況となっていた。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、オリンピアコスとモナコはジェウソン・マルティンスの移籍について合意に至っており、正式発表を待っている状態とのこと。

なお、移籍金300万ユーロ(4億6600万円)に加え、リセール時の10%の支払いという条件での移籍になったという。

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