"まちづくりの旬"逃さない「少子化対策・LRT延伸など」 宇都宮市長が年頭会見

 宇都宮市の佐藤栄一市長は、1月4日記者会見を開き、宇都宮市の将来を担う宮っこが安心して健やかに成長できる環境づくりをより一層推進するとともに、総合的な公共交通ネットワークの要となるライトラインをまちづくりにフル活用することなど、年頭に当たっての決意などを述べました。
 
 2024年の主な取り組みとして、少子化対策では世帯年収や第1子の年齢を問わず第2子の保育料を4月から無償化するほか、卒業後に宇都宮市内に住むことなどを条件に返還が免除となる奨学金の対象者を、大学2年生・3年生まで拡大。

 LRT・ライトラインのJR宇都宮駅西側への延伸については、軌道運送高度化実施計画の認可、その申請に向けた取り組みを始めていきたいと意向を示し「まちづくりはLRT事業に限らず旬が大切。2030年代の前半に開業できるようにまちづくりの旬を逃すことなくスピード感を持って進めていきたい」と述べました。

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