ブレーブスがギヨーメとメジャー契約 フレッチャーのライバルに

日本時間1月6日、ブレーブスはメッツからノンテンダーFAとなっていたルイス・ギヨーメと1年110万ドルのメジャー契約を結んだことを発表した。ギヨーメは二塁、三塁、遊撃を守ることができる内野のユーティリティ・プレーヤー。エンゼルスからトレードで移籍したあと、ロースターの40人枠から外されてしまったデービッド・フレッチャーにとって、役割が被るギヨーメは開幕ロースター入りを狙ううえでライバルとなりそうだ。

ベネズエラ出身のギヨーメは現在29歳。2013年ドラフト10巡目でメッツに指名されてプロ入りし、2018年5月にメジャーデビューを果たした。短縮シーズンの2020年に30試合の出場で打率.333、OPS.865の好成績を残すと、翌2021年は69試合と出場機会を増やし、2022年には自己最多の102試合に出場して打率.273、2本塁打、17打点、出塁率.351、OPS.691をマーク。昨季は故障もあって出場機会を減らし、54試合で打率.224、1本塁打、9打点、出塁率.288、OPS.615に終わった。

プロ入り当初は遊撃手だったが、メジャーでは二塁手としての出場が最も多くなっており、通算のスタメン出場は二塁113試合、三塁56試合、遊撃16試合。守備指標は二塁が最もよく、守備防御点は通算で+4、OAAでも+6を記録している。三塁と遊撃も平均レベルで守ることができるため、内野のバックアップとしてはうってつけの存在だ。

フレッチャーは40人枠から外されたあとも「内野の控えとして開幕ロースターに入る可能性が高い」と言われていたが、ギヨーメの加入によって雲行きが怪しくなってきた。ギヨーメは左打ちのため、フレッチャーが右打ちの内野の控えとして開幕ロースターに名を連ねる可能性は残されているものの、移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「フレッチャーはマイナーAAA級グウィネットで開幕を迎える可能性が出てきた」と伝えている。

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