トリニータが新体制発表 クラブ創設30周年、「三位一体」掲げJ1復帰を目指す【大分県】

新体制を発表した大分トリニータの片野坂監督(前列左から3人目)と新加入選手ら=レゾナックドーム大分
大分トリニータに3年ぶりに復帰した片野坂監督(前列左から2人目)と新加入選手の(前列左から)薩川淳貴、松岡颯人、木許太賀(後列左から)ムン・キョンゴン、藤原優大、小野俊輔、小酒井新大、キム・ヒョンウ=レゾナックドーム大分

 サッカーJ2の大分トリニータは6日、大分市のレゾナックドーム大分で今季の新体制を発表した。クラブ創設30周年のテーマは「3」。スローガンに「三位一体」を掲げ、3季ぶりに復帰した片野坂知宏監督(52)の下、J1復帰へ「三度目の正直」を目指す。

 片野坂監督は「気持ちが高ぶっている。ゆくゆくはJ1でタフに戦える集団にするのが使命」と語った。

 今季は8選手が加入し、34人で臨む。人件費は昨季より約2割抑えながら、主力の流出を最小限にとどめた。平均年齢は24.9歳で約1歳若返った。

 大分トリニティ時代の1996年から10年間使用したエンブレムをベースに、30周年の記念ロゴをユニホームの胸部分に入れる。

 開幕は2月23~25日のいずれか。ホームに仙台を迎える。

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