東証、午前終値は3万3858円 一時バブル後最高値更新も

日経平均株価の上げ幅が一時600円を超え、3万3900円台を付けたことを示すモニター=9日午前、東京都港区の外為どっとコム

 連休明け9日午前の東京株式市場は、前日の米国株上昇を受けて買い注文が膨らみ、日経平均株価(225種)が一時3万3900円台を付けた。取引時間中として1990年3月12日以来約34年ぶりの水準で、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。前週末終値からの上げ幅は一時600円を超えた。

 午前終値は481円21銭高の3万3858円63銭。東証株価指数(TOPIX)は22.20ポイント高の2415.74。

 前日の米国市場では、ナスダック総合指数など主要な株価指数がそろって上昇した。この流れを引き継いだ9日の東京市場では朝方から、相場全体への影響が大きい半導体関連を中心に幅広い銘柄が買われた。

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