大谷翔平選手寄贈グローブ ついに児童へお披露目 宇都宮市・晃宝小学校

 宇都宮市の小学校では9日、メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手から贈られたグローブが、児童たちにお披露目されました。

 大谷選手は2023年、子どもたちが野球に興味を持つきっかけを作ろうと国内全ての小学校に合わせて約6万個の野球グローブを贈ることを発表しました。

 栃木県内では、小学校や特別支援学校などの約360校にそれぞれ、右利き用のグローブが2個、左利き用のグローブが1個贈られる予定です。

 このうち宇都宮市の晃宝小学校では、冬休みが明けた9日、学童野球チームに所属している代表の児童に向け、グローブがお披露目されました。

 校長が「野球しようぜ」などと書かれた大谷選手のメッセージを読み上げると、児童たちはさっそくグローブをはめてキャッチボールを楽しみました。

 県野球連盟によりますと2023年度の県内の学童野球チームは218チーム、10年前の357チームと比べると約6割にまで減少していて、今回の寄贈をきっかけに競技人口の増加を期待しているといいます。

 晃宝小学校では今後全ての児童にグローブを触れてもらった後、体育の授業などで活用していくとしています。

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