スマホかざして集めよう 三陸鉄道のデジタル駅スタンプが登場

11駅のスタンプと全駅制覇すると自動付与される40周年記念限定スタンプ(右上)=三陸鉄道提供

 三陸鉄道(岩手県宮古市、石川義晃社長)のデジタル駅スタンプを集めよう―。ジェイアール東日本企画が運営するアプリ「エキタグ」に同鉄道が登場し、沿岸部の観光名所や駅舎がデザインされたスタンプの提供が始まった。4月には開業40周年を控えており、さらなる利用者増も期待される。

 対象は、全41駅のうち▽盛▽釜石▽大槌▽陸中山田▽宮古▽岩泉小本▽島越▽田野畑▽普代▽陸中野田▽久慈-の有人駅11駅。以前から設置していた記念スタンプのデザインをデジタル化したもので、例えば大船渡市の盛駅は碁石海岸、大槌駅はひょうたん島、岩泉小本駅は龍泉洞、田野畑村の島越駅は駅舎が描かれている。

 エキタグアプリをダウンロードし、駅に設置された電子タグ内蔵のチラシにスマートフォンをかざして集める。2025年3月末までに11駅分全てを収集すると「制覇の証(あかし)」として、開業40周年記念の限定スタンプが自動付与される。

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