きのう(11日)は北陸も含め、広い範囲で晴れたが、きょう12日(金)は一転、北陸から北の日本海側で雨や雪となりそうだ。被災地でも雨や雷雨となるため、土砂災害や落雷、突風などに注意が必要となる。
きょうは雨が主体となるが、あす13日(土)になると雪に変わり、厳しい寒さとなりそうだ。
北陸地方はきょうは前線が通過し、その後は寒気の影響を受けるため、雨や雪となりそうだ。雷を伴う所もあり、落雷や突風などに注意が必要となる。能登半島など被災地は雨が主体となるが、地震で地盤が緩んでいるため、引き続き、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒が必要だ。
日中の最高気温は9℃前後で、きのうとあまり変わらない見込み。この時季としては高めだが、沿岸部を中心に風が強まるため、体感的には数字より寒く感じられそうだ。
きょうは雨が主体となるが、あす13日(土)になると、平野部でも雪に変わる見込み。風が強く、ふぶきになる所もありそうだ。気温はきょうより低く、この時期本来の厳しい寒さとなる見込み。また、山沿いを中心に大雪のおそれがあるため、路面状況の悪化にも注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)