能登半島地震 石川・穴水町派遣の栃木県職員が知事に報告

地震で被害を受けた家屋の調査を行うため、石川県穴水町に派遣されていた栃木県の職員4人が12日知事に活動状況を報告しました。

福田富一知事に被災地での活動状況を報告したのは県の危機管理課と消防防災課の職員4人です。

一行は全国知事会からの要請で栃木県の先遣隊として6日から11日まで穴水町に赴き、家屋の被害の情報収集などの支援活動を行いました。

先遣隊メンバーの廣瀬正憲さんらによりますと現地では同じように派遣された静岡県・奈良県の職員とともに活動にあたり、不足している液体ミルクを隣の志賀町に運んだり、消毒液やブルーシートを提供したりしたといいます。

廣瀬さんたちは栃木県に戻りましたが現在はその後を継ぐ第1隊7人が現地で活動中で、18日からは市や町の協力を得てさらに人数を増やした第2隊が穴水町に向かいます。

今後、支援金の支給や応急仮設住宅の入居に必要な「り災証明書」の発行が始まる予定で、県では1日も早い復旧・復興に向け支援を続けていきます。

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