アストンヴィラのエメリ監督が冬の移籍マーケットの立ち回りを語る 放出候補にも言及

写真:好調アストンヴィラを率いるエメリ監督

現在、プレミアリーグで暫定3位につけるアストンヴィラのウナイ・エメリ監督が今冬の移籍マーケットでの動きについて語った。イギリス『Mirror』電子版が伝えている。

新加入選手の獲得について問われたエメリ監督は「(今冬の補強は)難しい」と語ったが、現在のスカッドは充実していると考えているようで以下のように続けた。

「我々は現在プレミアリーグで(インタビュー当時)2位に位置しており、移籍市場に関してあまり集中していない。アレックス・モレノとジェイコブ・ラムジーといった、シーズンの開幕から欠場していた選手たちが復帰しているところだ」

「私は選手たちにとても満足している。選手たちの献身的な取り組みは非常に素晴らしく、今後もハードワークすることを望んでいる」

エメリ監督は「我々はこれから非常に難しい3つの大会を戦うことになるので、選手たちは準備を整える必要がある」と続けた。アストンヴィラはプレミアリーグの他に、参加しているUEFAカンファレンスリーグ(ECL)でグループステージを突破している。FAカップでは3回戦でミドルズブラに1-0と勝利し、4回戦でチェルシー戦を控えている。

補強に関しての可能性は低い一方で、一部の選手がアストンヴィラから離れる可能性が高いようで以下のように語った。

「カラム・チェンバーズとベルトランド・トラオレが退団する可能性がある。その場合は何人かの選手を補強することも考えられるが、現時点ではそうではない。今いる選手たちをサポートしたい」

イングランド人DFのチェンバーズは、今シーズン未だにプレミアリーグの試合に出場しておらず、ECLでの3試合の出場にとどまっている。ブルキナファソ人アタッカーのトラオレは、出場時間が公式戦6試合で41分間と、ケガの影響もあり試合に絡むことができていない。今季出場機会の少ない両者はエメリ監督の構想外となっている。

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