メッシが2年連続通算3度目のFIFA最優秀選手賞を受賞! 男子部門はシティ勢の選出が目立つ

写真:栄誉を手にしたアルゼンチン代表の主将・メッシ ©Getty Images

『ザ・ベスト FIFA フットボールアウォーズ』の表彰式が現地時間1月15日にロンドンで行われ、インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年連続通算3度目の男子最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

現在36歳のメッシは、2022-23シーズンのリーグ・アンで16ゴール16アシストを記録し、パリ・サンジェルマン(PSG)のリーグ連覇に大きく貢献。昨夏に加入したインテル・マイアミでもここまで14試合に出場して11ゴール5アシストと圧倒的な成績を残している。

さらに、アルゼンチン代表としても昨年3月に行われたキュラソー代表との国際親善試合でキャリア通算100ゴールを達成。FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022優勝以降も、“ アルビセレステ”(アルゼンチン代表の愛称)をけん引している。

メッシは2023年のバロンドールも受賞しており、個人での“2冠”を達成。大ベテランとなった今でも輝きを放ち続けている。

また、男子最優秀監督には、マンチェスター・シティを“トレブル”(プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ〔CL〕、FAカップの3冠)に導いたペップ・グアルディオラ監督が初受賞。マンチェスター・シティ勢としては、最優秀GKにブラジル代表GKエデルソンが選出されたほか、ベストイレブンにノルウェー代表FWアーリン・ハーランドやベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネら最多6名が名を連ねている。

女子最優秀選手(MVP)は、バルセロナ・フェメニのプリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ(スペイン女子1部リーグ)4連覇および女子UEFAチャンピオンズリーグ(WCL)優勝、スペイン女子代表のFIFA女子W杯制覇に大きく貢献したMFアイタナ・ボンマティが受賞。女子W杯の大会MVPや女子バロンドール、UEFA女子年間最優秀選手賞を加えると、個人“4冠”を達成した。

各賞の受賞者は次のとおり。

■受賞者一覧
※カッコ内は(国籍/所属)

▼男子最優秀選手
リオネル・メッシ(アルゼンチン/インテル・マイアミ)

▼男子最優秀監督
ペップ・グアルディオラ(スペイン/マンチェスター・シティ)

▼男子最優秀GK
エデルソン(ブラジル/マンチェスター・シティ)

▼男子FIFA FIFPROワールドイレブン
▽GK
ティボ・クルトゥワ(ベルギー/レアル・マドリード)

▽DF
ジョン・ストーンズ(イングランド/マンチェスター・シティ)
カイル・ウォーカー(イングランド/マンチェスター・シティ)
ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ)

▽MF
ベルナルド・シウヴァ(ポルトガル/マンチェスター・シティ)
ジュード・ベリンガム(イングランド/ドルトムント→レアル・マドリード)
ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ)

▽FW
アーリン・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ)
キリアン・エムバペ(フランス/パリ・サンジェルマン)
リオネル・メッシ(アルゼンチン/パリ・サンジェルマン→インテル・マイアミ)
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリード)

▼女子最優秀選手
アイタナ・ボンマティ(スペイン/バルセロナ・フェメニ)

▼女子最優秀監督
サリナ・ヴィーフマン(オランダ/イングランド女子代表)

▼女子最優秀GK
メアリー・アープス(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)

▼女子FIFA FIFPROワールドイレブン
▽GK
メアリー・アープス(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)

▽DF
アレックス・グリーンウッド(イングランド/マンチェスター・シティ)
ルーシー・ブロンズ(イングランド/バルセロナ・フェメニ)
オルガ・カルモナ(スペイン/レアル・マドリード・フェメニーノ)

▽MF
アイタナ・ボンマティ(スペイン/バルセロナ・フェメニ)
エラ・トゥーン(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)
キーラ・ウォルシュ(イングランド/バルセロナ・フェメニ)

▽FW
アレックス・モーガン(アメリカ/サンディエゴ・ウェーブFC)
アレッシア・ルッソ(イングランド/アーセナル)
ローレン・ジェームズ(イングランド/チェルシー)
サム・カー(オーストラリア/チェルシー)

▼プスカシュ賞
ギリェルミ・マドルガ(ブラジル/ボタフォゴ→クイアバ)

▼最優秀ファン賞
ウーゴ・ダニエル・“トト”・イニゲス(コロン・デ・サンタフェのファン)

▼フェアプレー賞
ブラジル代表

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