断水続く被災地 栃木県内から給水車出発

 最大震度7を観測した能登半島地震を受けて、栃木県内からも被災地への支援が連日続いています。小山市などからは1月16日に給水車が石川県に向けて出発しました。

 石川県によりますと、地震による死者は災害関連死を含めて222人にのぼりました。また、石川県は16日、亡くなった人のうち遺族の同意が得られた20人の名前を新たに公表しました。一方で未だ連絡が取れず安否が不明の方は26人となっています。1月15日の時点で、石川と富山の2つの県では約5万6千戸が断水し、被災地では大きな課題になっています。

 こうした状況が続く中、県内からも支援活動が続いています。小山市では、日本水道協会からの要請を受け、1トンの給水車と支援車が石川県に向かうため16日の朝、出発式を行いました。

 県内からは現在、鹿沼市と佐野市の給水車が現地で活動しています。16日は栃木市からも給水車が出発していて、派遣される小山市の職員4人は17日から20日まで志賀町などでの活動が予定されています。

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