去就騒がれるヘンダーソンがイギリス帰国へ、アル・イテファク退団は秒読みに?

MFジョーダン・ヘンダーソンは再び欧州リーグでのプレーを熱望[写真:Getty Images]

アル・イテファクのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、サウジアラビアを離れる予定のようだ。

長くリバプールのキャプテンを務めていたヘンダーソンだったが、昨夏にチームが中盤を刷新すると出場機会減少を危惧して移籍を熱望。高額な年俸を提示されたこともあり、元同僚であるスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクへの加入が決まった。

アル・イテファクではいきなりアームバンドを巻き、ここまでサウジ・プロ・リーグで17試合に出場して4アシストを記録。しかし、チームはリーグ戦8試合未勝利に陥っており、ジェラード監督のプレッシャーは日ごとに増してきている。

こうした中、突如としてヘンダーソンはアル・イテファクからの退団を希望。環境の変化への戸惑いやリーグのレベル、今年開催されるユーロ2024のメンバーに入れるか不透明になっていることが原因とされている。

イギリス『タイムズ』によると、ヘンダーソンはクラブとの間で話し合いの場を設けた後、16日夜にサウジアラビアを離れる飛行機に搭乗したとのこと。家族揃ってイギリスに帰国し、今後欧州クラブとの交渉を進める予定のようだ。

ヘンダーソンに対してはアヤックスが強い関心を示しており、現在獲得候補の一番手になっている模様。ただし、まだ決定事項は何もなく、今後どのような決断が下されるかが注目されている。

© 株式会社シーソーゲーム