１月１８日に栃木県が発表した１月８日から１４日までの新型コロナウイルスの感染者の数が、１つの医療機関あたり１０．３９人となり、２０２３年９月以来１０人を超えました。
新型コロナウイルスの１月１４日までの１週間に報告された感染者の数は７９０人でした。１つの医療機関あたりでは１０．３９人で、これまで緩やかな増加傾向でしたが、ここ１週間で約１．６倍に増えました。
１つの医療機関あたりの報告数が１０人を超えるのは２０２３年９月１８日から２４日までに報告された１１．６３人以来です。
地域別では県西と宇都宮市で比較的低くなっていますが、そのほかの地域では県北の１４．３６人、安足地区の１３．５５人など１０人を超えています。
クラスターは医療機関で１件、高齢者施設で３件確認されました。
一方、インフルエンザは、１月８日から１４日までの１週間に報告された感染者の数は８４８人で、１つの医療機関あたり１１．１６人と５週ぶりの増加に転じました。県の北部が依然警報レベルです。
風邪のひとつ、咽頭結膜熱は１週間に報告された感染者の数が４９人で減少傾向が続いていますが、県全体では依然として警報レベルです。
