矢板市長定例会見 選挙への意気込み語る

 矢板市の斎藤淳一郎市長は1月19日に定例会見を開き、来年度予定している新たな事業を発表しました。また、選挙戦になる公算が高い4月の矢板市長選挙について言及しました。

 矢板市が来年度予定している主な新規事業は、人口の増加に向けた移住・定住の促進や子育て支援などです。

 新年度の予算案には結婚して新しい生活を始める夫婦を対象に、引っ越し費用や家賃を年齢に応じて最大で60万円補助することを盛り込んだほか、病気の子どもを保育する施設の運営補助に850万円を充てます。

 また、市内で雇用を増やすため新しい産業団地の整備に向けた調査費用などに1千3百万円を計上しています。

 一方、任期満了に伴い4月に行われる矢板市長選挙については1月12日、市議会議員の森島武芳さんが立候補を表明し、選挙戦になる公算が高くなっています。

 斎藤市長は、2期目を振り返った上で改めて、次の選挙に向けた意気込みを語りました。森島さんの「雇用と経済」を強く推進するという主張に対して、斎藤市長は、企業の誘致だけでなく住みやすい街をつくり人口を増やすなどバランスをとることが重要であると述べました。

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