ほぼ1人で経理…業務上横領の長電建設元総務課長を送検 会社は4億6600万円を私的流用したとして刑事告訴【長野市】

22日、業務上横領の疑いで逮捕された長電建設の元・総務課長について、ほぼ1人で経理を担っていたことが分かりました。
業務上横領の疑いで長野地検に身柄を送られたのは、長野市のアルバイト従業員の男(53)です。
警察によりますと、長電建設で総務課長を務めていた2022年8月下旬、会社の預金およそ1320万円を横領した疑いが持たれています。ギャンブルや借金返済に充てていたとみられ、容疑を認めているということです。
その後の取材で、経理担当は複数いたもののほぼ1人で管理する立場にあったことが新たに分かりました。

長電建設は、2014年からおよそ4億6600万円を私的流用したとして刑事告訴していて、警察は余罪についても容疑が固まり次第立件する方針です。

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