サウジアラビアのアル・ナスルがマンチェスター・U所属カゼミーロとワン=ビサカ両選手の獲得を計画

写真:アル・ナスルはカゼミーロ獲得に対して特に熱心だという

サウジアラビアのアル・ナスルが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表MFカゼミーロとイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカの両選手を獲得候補にリストアップしている。イギリスメディア『デイリー・メール』が報じている。

アル・ナスルは、なかでもカゼミーロの獲得に熱心だとされている。同クラブはかつてチームメートであったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの後押しもあり、巨額のオファーを提示する用意があるという。

カゼミーロは週給37万5000ポンド(約7000万円)と、もっとも給料が高い選手だ。しかし、昨年11月にハムストリングを負傷した影響で、今季公式戦の出場はわずか12試合である。また、マンチェスター・ユナイテッドも相応のオファーが提示されれば、夏に売却することに対して前向きだという。

アル・ナスルが、もう1人獲得する用意があるというのがワン=ビサカだ。今月の移籍市場でアル・ナスルは、トッテナムに所属するエメルソン・ロイヤルの獲得を試み失敗に終わっており、今月にも同じ右サイドバックであるワン=ビサカの獲得に動くという。

ワン=ビサカは、今年の1月にクラブと契約延長に合意したものの、新たな契約も来年の6月に契約満了を迎える。またワン=ビサカに対しては、ウェストハムや古巣であるクリスタルパレスも関心があるという。しかし、両クラブがアル・ナスルの提示する金額に対抗できるオファーを用意できるかは分からない。

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