アジアカップ優勝目指す日本代表、ラウンド16はバーレーンと対戦決定! 土壇場で韓国から変わることに…1月31日に開催

日本はラウンド16でバーレーンとの対戦が決定[写真:Getty Images]

25日、アジアカップ2023のグループE最終節が行われた。

24日に日本代表はグループD最終節を戦い、インドネシア代表相手に3-1で勝利。グループ2位を確定し、ラウンド16進出を決めていた。

対戦相手はグループEの首位チームとなることが決定していた中、その命運を握る最終節が開催。首位にヨルダン代表、2位に韓国代表、3位にバーレーン代表という状況で行われた。

首位のヨルダンは勝ち点差1で3位のバーレーンと対戦。グループEで2位になった場合はグループFの首位との対戦が決まっており、サウジアラビア代表かタイ代表になる可能性があった。

試合は34分にバーレーンがアブドゥラ・ユスフ・ヘラルのゴールで先制。ヨルダンは同点を目指しながらも、韓国の試合の展開を見ながらの戦いに。そのまま後半に入ると、ヨルダンは負けを受け入れる形を選択し、必死にゴールを奪いにいかず、0-1でバーレーンが勝利。ヨルダンは3位でもグループステージ突破が可能なため、バーレーンに抜かれることを選択した。

また、韓国は最下位のマレーシア代表と対戦。勝てば首位通過となり、日韓戦がラウンド16で実現する状況だった。

試合は21分にチョン・ウヨンのゴールで先制する。しかし、後半早々にムハンマド・ファイサル・アブドゥル・ハリムにゴールを許すと、62分にはPKを与えてしまいアリフ・アイマン・ハナピに決められ逆転を許す。

敗れれば3位に転落する可能性もある中で、83分にイ・ガンインがFKを直接狙うと、セーブに行ったGKアハマド・シハン・ハズミ・モハメドに当たって入りオウンゴールで同点に。さらにアディショナルタイムにはオ・ヒョンギュがPKをもらうと、ソン・フンミンが決めて逆転に成功する。

首位通過を決め、日韓戦がラウンド16で実現するかと思われたが、ラストにドラマが。105分、出場したばかりのマレーシアFWロメル・モラールズがゴールを奪い3-3の同点に。そのまま試合が終了した。

この結果、グループEの首位は3位から浮上のバーレーンとなり、2位が韓国、3位がヨルダンに。日本のラウンド16の相手はバーレーンに決定した。

バーレーンとは過去9回対戦しており、日本の7勝2敗。最後の対戦は、2010年3月3日のアジアカップ予選で2-0と勝利。アジアカップでは2004年大会の準決勝で対戦し、延長までもつれた結果3-4で勝利を収めていた。

なお、試合は1月31日(水)の20時30分にキックオフを迎える。

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