上海-那覇線が就航 LCCの中国路線は初

 中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空は26日、上海-那覇路線を新規就航した。県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は初便就航を祝い、歓迎式典を開いた。日本国内で9番目の就航。

 1日1往復の定期便で、週4便(月、水、金、日曜)運航する。上海-那覇路線として3社目の運航。LCCの中国路線就航は初めて。

 式典で県文化観光スポーツ部の宮城嗣吉部長は「就航をきっかけに、より多くの人に沖縄への関心を持ってもらい、訪れてもらいたい」と期待した。

 春秋航空日本市場開発部の孫振誠部長は「沖縄と中国をつなぐ友好の架け橋となることが目的。中国と沖縄の経済・文化交流の促進につながることを期待している」と話した。(政経部・崎間貴絵)

新規就航を祝う県文化観光スポーツ部の宮城嗣吉部長(左から3人目)と春秋航空日本市場開発部の孫振誠部長(同5人目)ら=26日、那覇空港

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