下地美波さん、ソロ2作目のCDを発売 父が宮古言葉で歌う曲の標準語バージョンに挑戦 「私なりの『愛しゃ』を届けたい」 

 沖縄県宮古島市を拠点に活動する歌手の下地美波さんが18日、ソロで2作目のCD「愛(かな)しゃ~kanasha~」をリリースした。

 1曲目「愛しゃ~kanasha2024~」は、「アイランダーアーティスト」の父暁さんが約20年前から宮古言葉で歌ってきた曲の標準語バージョン。角松敏生さんがプロデュース、Goh Hotoda(ゴウ・ホトダ)さんがマスタリングを担当した。下地さんは「父の代表的な曲。シンプルながら、どう歌えば思いが伝わるかが難しい。場数を踏んで、私なりの『愛しゃ』を届けたい」と意気込みを語った。

 暁さんは「違和感なく標準語にするのに苦労した。全然違う『愛しゃ』になっていると思う」と話した。

 2曲目「元気だして」は新曲、3曲目「Save the sea Save the sky」はパニパニガールズ時代の曲をリメークカバーした。それぞれインストゥルメンタルがあり、計6曲を収録。税込み千円。県内の主要CDショップや市内のファミリーマート全店などで販売している。(宮古支局・當山学)

ソロで2作目のCD「愛(かな)しゃ」をPRする下地美波さん=17日、宮古島市平良西里・RBC宮古サテライトスタジオ

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