ヴィトール・ロッキが移籍後初ゴール、チャビ退任発表のバルセロナが公式戦連敗ストップ【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

バルセロナは1月31日、ラ・リーガ第20節延期分でオサスナをホームに迎え、1-0で勝利した。

スーペル・コパ参戦により延期となっていた一戦。4位バルセロナ(勝ち点44)は4日前のビジャレアル戦では3-5と打ち負けてチャビ監督が今季限りでの退任を発表。激震が走った中、トレーニング中に負傷して戦線離脱したフェリックスに代わってフェラン・トーレスが起用された。

5バックで構える12位オサスナ(勝ち点26)に対し、3トップにレヴァンドフスキ、フェラン・トーレス、ヤマルの3トップで臨んだバルセロナが押し込む入りとするも開始5分にアクシデント。フェラン・トーレスがハムストリングを痛めてフェルミン・ロペスとの交代を強いられた。

そのままフェルミン・ロペスを左ウイングに投入したバルセロナは11分、FKからレヴァンドフスキのヘディングシュートでゴールに迫るも、その後はなかなか好機を生み出せず。

前半半ば以降も敵陣で試合を進めたバルセロナは35分、CKからクンデが際どいヘディングシュートを浴びせたが、前半のうちにゴールをこじ開けるには至らずハーフタイムに入った。

迎えた後半も同様の展開で推移していた中、62分に負傷したフェルミン・ロペスに代わってヴィトール・ロッキを投入。するとそのヴィトール・ロッキが投入からわずか1分後、加入後初ゴールを決める。ボックス左カンセロの右足アウトでのクロスにニアサイドのヴィトール・ロッキがヘディングで流し込んだ。

そして67分、裏抜けを狙ったヴィトール・ロッキがウナイ・ガルシアに2枚目のイエローカードを提示させて退場に追い込み、バルセロナは数的優位となった。

そんな中76分にはショートカウンターを受けて大ピンチを迎えるも、モンカジョーラのシュートはポストを掠めて助かった。

結局、追加点こそ奪えなかったもののバルセロナがウノセロ勝利。チャビ監督が退任を発表した中、公式戦連敗を止めている。

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