覚醒剤を所持の64歳男に懲役3年6月 那覇地裁

(資料写真)那覇地裁

 営利目的で覚醒剤の結晶約8.218グラムを所持したなどとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた住居不定無職の被告(64)の判決公判が2日、那覇地裁であった。小野裕信裁判長は、懲役3年6月、罰金30万円(求刑懲役4年、罰金30万円)を言い渡した。

 被告側は営利目的を否認していたが、小野裁判長は、複数回の使用に適した0.3グラム前後に小分けされた30袋が新品の注射器26本とひとまとめで保管されていたことなどから「営利目的があったことを強く推認させる」と判示した。

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