「クレジットカードが不正に使われている…」60代男性が約2500万円の詐欺被害【長野・上田市】

上田警察署

東御市に住む60代の男性がおよそ2500万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったことが分かりました。
警察によりますと1月上旬、東御市の60代男性の家に金融業者や金融庁職員を名乗る男から「クレジットカードが不正に使われている」「不正に使われた分を救済するので指定する口座にお金を振り込んでほしい」などと電話がありました。
その後、男性は8回に渡り指定された口座に2000万円余りを振り込んだということです。
また、電話でのやり取りの中でインターネットバンキングの情報を伝えていて、男性の口座からさらに430万円が別口座に送金されていることが発覚。相手と連絡が取れなくなったこともあり、男性は被害に気付きました。
インターネットバンキングを使った詐欺は増えていて、警察は「IDやパスワードなどの情報の扱いには注意してほしい」などと呼び掛けています。

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