多言語で車内放送 地震発生時などは4か国語で 北総鉄道がタブレット導入 千葉

多言語で車内放送 地震発生時などは4か国語で 北総鉄道がタブレット導入 千葉

 訪日外国人の増加に対応するため、北総鉄道は2月16日から、タブレットを使った多言語での車内放送を始めました。

デモンストレーション放送
「只今、地震のため停車しております。しばらくお待ちください」
英語、中国語、韓国語で放送が行われます。

 タブレットを使った車内放送は、すでに他の鉄道会社で導入されていますが、北総鉄道ではこれまで、車掌がマイクを使って日本語で車内放送をしていて、外国語への対応は不十分でした。

 しかし、訪日客の増加を受けてタブレットを導入し、16日から自動音声による多言語での車内放送を始めました。

 停車駅の案内を日本語と英語でする他、地震が起きた場合など中国語と韓国語を含めた4か国語でアナウンスします。

 北総線から京成に乗り換えて成田空港に向かう外国人客も多く、成田空港方面への乗り換え案内も4か国語で行います。

 タブレットの導入で、外国人へのサービス向上とともに、車掌の負担軽減も期待されるということです。

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