LRTが走る街の交通ルールを学ぶ教材「プレイマット」を宇都宮大学生らが制作 市内の保育園などに寄贈

 LRTがあるまちの交通ルールを子どもやその保護者などに楽しく学んでもらおうと、栃木県内の大学などが制作したマット状のおもちゃ「プレイマット」が16日、宇都宮市に贈られました。

 約1年半をかけてプレイマットを制作したのは、宇都宮大学地域デザイン科学部の学生と日本自動車連盟、JAF栃木支部です。

 16日、宇都宮市の佐藤栄一市長などに手渡されました。子どもたちにLRTが開通した宇都宮市の新たな交通ルールについて、このプレイマットを使って楽しく学んでもらおうとつくられました。

 プレイマットには信号機や横断歩道、それに一時停止といった道路標識などが配置されています。さらにLRT専用の信号機や軌道のほか、宇都宮市西川田地区にある環状型の交差点、ラウンドアバウトもあり大人も子どもと遊びながら交通ルールの再確認ができるということです。

 プレイマットは、来週以降市内の公立の保育園など合わせて90の施設に贈られます。プレイマットのデータなどはJAF栃木支部のホームページに今年度中(2023年度)に公開されるということです。

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